第20回

  徳

 徳を積め徳を

よりよく生きるために

重ねて徳を積め

世の中余りにも殺伐として

殺生がはびこんでいる

花を草木を愛(め)でて

生あるものを愛(いと)おしめ

滝に打たれている

修行僧を見るがよい

徳が迸(ほとばし)っているではないか

損得など考えず何にも捉われず

一心不乱に滝に打たれている姿

清々(すがすが)しく生気が顔にあらわれているではないか

徳を積め徳を

心が豊かになり素敵な顔になるように

 

山 一歩