第43回

 春うらら
3月に入って空気が和み水温む季節なにもかもが息吹く
お日様の柔らかい日差しがすべてに注ぎ
冬眠していた動物は目を覚まし
虫たちは土の中から顔を出す
モグラも土のなかを走り回る
野原は色とりどりの花が咲き乱れ
草木は芽吹き青々としてくる
大空では鳥たちが喜びの歌を歌いだす
冬の厳しい寒さから解放(ときはな)されて
音楽が流れるように
和んだ空気がそよ風に乗って流れる
人々は晴れやかな長閑な気分で
春の日をを憩う
春うらら 春うらら

山 一歩