第62回

闇夜のニンフ
長い長い暗い暗い闇夜への
招待状
人は誰もが疲れて
眠りのなか夢のなか
一人悲しく寂しく闇夜のなか
眠れぬ夜に届いた招待状
窓を開け放つ
冷気がすうっと部屋に流れ込み
僕の心に闇夜のニンフが入り込んだ
闇夜と静寂が入り乱れ
静寂と闇夜が一体となって動かない
闇夜の宇宙へニンフが僕を連れて行く
流れ星に乗って

山 一歩