詩集『あの時 あの頃』

詩集「あの時あの頃」(56作品)を自費出版しました。
是非、皆様方にお読みいただきたいと思います。
この詩集は、あの時あの頃を想い昔を懐古して、
今に至る考え、心情を表したものです。

その一部を紹介します。

山 一歩

お花畑

お花畑に風が舞う
モンシロチョウが菜の花の葉陰から
交尾をしたまま舞い上がる
その後を針をかざしたミツバチが追いかける
レンゲソウの上では知らん顔の乳牛(うし)が
ごろんとして涎(よだれ)を流している
こんな長閑(のどか)な春の光景を
ヒバリが天高く青空に飛び立って
お日様に知らせる
お日様は全ての光景を包み見て
微笑(ほほえ)んでいる

坊やと風船

坊やが大きな大きな風船を握りしめ
よちよち転びそうに歩き回っている
風船と坊やを繋いでいる
細くて長い糸が心もとなく
今にも切れて大空の彼方に
風船が
消え入ってしまいそう
坊やの
その後を追う姿泣き顔が
目に浮かぶ
大きな大きな風船が
夢や希望や愛をいっぱい詰めて
大空に飛び立つ前に
風船は
ぱっと弾けて消えてしまった
坊やの目の前で

えんどう豆

えんどう豆を植えておいた
気になって覗きに行く
何の変化もない
黒い土が盛り上がっているだけだ
今朝もまた見に来てしまった
僕の願いを込めて
僕の夢が勝手に膨らみだす果てしなく
すぐにもえんどう豆は芽を出し
お花畑から顔を出し
みるみる豆の木となって杉の木立を追い越して
雲の絨毯を突き抜けて雷さんにご挨拶
ムーンライトを背にして銀河宇宙の旅に出る
そんな僕の夢を想いをよそに
えんどう豆は芽を出さない
土の中深く深く眠ったまま

ピエロ

本当のピエロ
ピエロの気持ちがわかる
子供たちを笑わせ喜ばせる
ピエロの仮面の裏に
どんな涙があろうが
子供たちに夢と希望を与え続ける
もしもピエロが王子だったら
興ざめ
ピエロはやっぱりピエロ
ピエロはやっぱりピエロ

詩集「あの時あの頃」の販売について

詩集「あの時あの頃」は1冊500円で販売します。

購入される方は将棋道場・将棋教室「溝ノ口棋道館」までお越しください。

郵送での購入を希望される方は
購入者氏名 送付先住所 連絡先(電話等)を記入のうえ
定額小為替700円(送料含む)をお送りください。
詩集はユーメールでお送りします。
なお、収益は次回「あの時あの頃Ⅱ」の自費出版の費用に充てます。

送付先

〒213-0012
川崎市高津区坂戸1-7-6
TEL 044-822-5970
FAX 044-822-3555
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